オプティカラー社:自動粘度コントロールシステム
現在ユーザーが現場で使用している、ザーンカップなどの秒数をそのままで数値設定し、高い精度で粘度を制御できます。
ウェブの2次加工ラインにおいては、溶剤系・水系を問わず様々な塗工材によって表面処理がされています。
このコーティング技術がうまく行われていない場合、塗工膜の均一度が保たれず、ムラになり、製品の最終品質に大きな影響を及ぼします。
その原因の一つが、いかに精度の高い粘度コントロールを実行するかという事にあります。
その理由は、希釈剤である、特に炭化水素系溶剤は常に蒸発する傾向にあり、そのまま放置するとどんどん塗工剤の粘度が上がる、すなわち、必要以上の塗工基材がウェブに乗せられていくという事なのです。
また、精密な粘度制御は品質を向上させるだけでなく、塗工基材そのものを15~20%も節約できるというデータが出されています。
opti-color社は、ウェブコンバーテック業界のみならず、自動車やアルミ缶製造などの業界において、インラインの粘度制御の技術を開発し続けてきたメーカーとして、世界の最先端を行っております。
お客様の用途と様々なご要望に合わせて、ディップ式・ギア式・インライン式・ボール落下式粘度コントロールシステムをご用意致しておりますので、お気軽にお問合せください。
インキ循環システム
opti-color社は、温度調整機構付の移動式インキ循環システムをご用意しております。
オンライン粘度計のスペシャリスト
opti-color社は長年、製造加工ライン中でのオンライン粘度管理システムを開発、製造してきました粘度コントロールに関する専門メーカーです。
従来型の回転型センサーに加え、最近では超小型のボール落下式センサーやインクのトータル温度管理システムを開発しており、多くの印刷機械メーカーから標準推奨システムとして取り上げられています。
実験室にて使用する、いわゆる計測機器としての粘度計には高精度のものがあり、研究・開発の場面で様々なタイプのものが使用されています。
研究室での成果を生産ライン化する場合にしばしば粘度の管理、あるいはライン中での精密計測が課題になります。
一般に粘度計測のような精密計測機器にとって、製造ライン現場というのは、決してやさしい環境とはいえません。
機械の振動、現場の作業性、生産効率等、クリアすべき課題は多くあります。
opti-color社の粘度計は、製造現場でのニーズに応えるべく開発されており、頑強な筐体、耐圧防爆構造はもちろんですが、設定粘度値周辺での繰返し精度はオンライン粘度計の中でも他に追従を許さない精度をほこっております。
≪オンライン粘度管理システム ディップ型センサー 設置例≫
印刷機、コーターでの標準的な設置例
粘度上昇を検知し、希釈液タンクの弁の開閉をコントロールします。
インラインセンサーの設置例
タンクに直接設置することも可能です
更なる詳細は、opti-color社製品詳細ページをご参照ください。