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⇒ MECO EP タイプ 3

メカニカルドライブ内蔵のダブルメカニカルシール。

 

シャフトの熱膨張に完全に対応します。

 

 

EP タイプ 3 シールの特長 

EP タイプ3 シールは、バキューム環境で使用する水平ドライヤーやリアクターに最適です。
構造はダブルメカニカルシール式で、メカニカルドライブがベアリンググレードの合成樹脂製のローターを硬化ステンレススチールに対して回転させます。
EP タイプ3 シールは、完全密閉式のソフトフェイスメカニカルシャフトシールテクノロジーに基づき、すべてカスタムメイドで製造いたします。

 

EP タイプ 3 シールの用途

EP タイプ 3 シールは、化学製品・プラスチック・金属・医薬品業界などのドライヤー、ミキサー、ブレンダ―、リアクター、押出し機及び類似の回転シャフト付きの機械に有効です。

EP タイプ 3 シールは、水平、傾斜及びトップエントリー式のシャフトにも使用されています。 また、比較的高温下で大きな温度変化の生じる箇所や、頻繁に圧力変化がありシャフトの軸移動が生じる場合に適しています。

具体的には、液体・気化ガス・固体への物理的な変化と共にプロセス媒体が外気に放出されるようなリアクター内のアジテーター用シャフトに頻繁に使用されています。
また、シャフトと容器での大きな熱膨張と熱収縮に対して非常に適しています。真空下とやや加圧下での使用が理想的で、活性溶剤、有害物質と他の化学物質が存在する工程で使用されると有効です。

大型のエクストルーダーやコンパウンダ―で一般的な回転スピードがやや速く、回転むらが発生する場合にも対応します。

 

 作動原理について

 

EP タイプ 3 シールは、精密加工の分割型ハウジングを有しています。
メカニカルドライブは回転するシール部品から構成されます。全ての部品は、シャフト上にシールハウジングにセットする前にすべて取付けます。

メカニカルドライブは、シャフトに対してシールローター、PTFEパッキン、プッシャーリング、ドライブピンとドライブカラーにより構成されます。但し、メカニカルドライブがシャフトに取付けられるのは、ドライブカラーの部分のみです。
プッシャーリングは、ドライブカラーに沿って移動します。 数本のドライブピンは、ドライブカラーの左右等間隔に位置する2枚のプッシャーリングのガイドとして繋がっています。

プッシャーリングの外側には、PTFEパッキンに続きローターという回転するシールがあります。
プッシャーリングとローターは、それぞれPTFEパッキンを有し、シャフトに対して固定シールを作り出します。 ローターは、シャフトに対して垂直にシール面を作り出しますので、シャフトにも圧を加えるスタッフィングボックスやパッキンと比べて、シャフトの摩耗が少なくなります。

また、メカニカルドライブは、シャフトの軸方向の動きを妨げず、ドライブピンの長さの中でパッキンと共に移動します。
シャフトに固定されたドライブカラーは、ドライブピンに沿って移動し、シャフトからのトルクをシール面に伝え、シールが熱膨張に追従することを可能にします。
グランドフォロワーの先端は、押さえ側のステータ―側のシール面になります。スタッフィングボックスの底に位置するプレートは、本体側のシール面になります。 両シール面とも精密加工され、硬化処理、ラッピング加工が施されています。

 

EP タイプ 3 シールの保守について

 

EP タイプ 3 シールには、バリア用の媒体として圧縮窒素または圧縮エアーがパージガス及び漏れの診断用として使用されます。このガスは、バリアガスとなり、またシール面を押しつける役目を果たします。シール内の圧力をモニターするために、ハウジングには圧力ゲージを取付けます。
グランドフォロワー後部にはスプリングがあり、押さえ用のシール面に圧を加えて常に一定の圧が保持されます。
ローターシールが摩耗した場合には、スプリングは徐々に拡がり、シール内の圧力は徐々に下がります。 圧力が大幅に下がった場合には、スプリングを締め込みます。その後、圧力は復帰します。

 

構造について 

EP タイプ 3 シールは、長寿命ように頑丈に設計されています。標準品は、ステーショナリーシールに硬化ステンレススチールを使用します。 ローターシールには、FDA認可のベアリンググレードの高機能のポリマー入りPTFEのMECO 3000が使用されます。 ハウジングは300 シリーズのステンレススチールかアルミニウムが使用されます。 シャフトに取付けられるシールは、高密度のFDA認可のPTFEパッキンが使用されます。 O-リング用の標準品は、FDA認可のバイトンが使用されます。

大口径または、研磨性の高い製品の処理用には、上記の写真の交換が可能な硬化ステータ―インサートがお勧めです。その他、ご使用の状況により、最適な材料の組み合わせが可能です。


サイズについて 

EP タイプ 3 シールは、すべてカスタムメイドです。サイズは、それぞれの仕様により異なりますが、標準的なサイズは、以下のイラストの通りです。

軸の周囲のスペースは、出来るだけ余裕がある方が、シールの据付け時に作業がやりやすく、熱膨張に対する能力を最大限に利用できます。

EP タイプ 3 シールは、様々な機器に対して取付けが可能な構造です。新しい機器への設置及び据付け済みの機器のシール交換にご検討下さい。

仕 様

温度  -50°~  260°C
圧力 バキューム ~ 345 kPa
シャフトスピード  Max. 600 RPM
軸振れ許容値(T.I.R.) 標準 6mm

*6mm以上も可能です

繰返し回転むら  1.6mm
軸熱膨張許容値 標準 25.4mm

*ご使用条件により、25.4mm以上も可能です